ボールを回す意味ちゃんと理解してますか??ボール回しの本当の理由。
みなさん、こんにちは!
ケンゾーです!!
今回はボール回しが大切な理由について
話したいと思います。
ボールムーブメントとも言われているボール回し。先生や監督から「ボール回せ!!」って言われることよくありますよね。
私も経験あります。特に走るチームだった私の高校では耳にタコができるぐらい言われました。
そんなボール回しの意味、
みなさんちゃんと理解してますか??
回せって言われたからとりあえず回す。
そうなっていませんか??
ボール回す意味を理解していないのにただボールだけ回していては一向に攻められません。あなたがこのブログからボールを回す意味を理解して攻めることができれば、簡単に効率よく得点を量産することができます。
ボールを回す意味を理解したのは高校三年生になって怪我をしてからでした。中学まではインサイドで面貼れば得点を取ることができて、「あ、やっぱバスケは個人技だわ」ってずっと思ってました。
ですが、高校に入ってそれが全然通用せずにいました。怪我をして鬼のように怖い先生から作戦の指示をチームにしていた時、ボールを回す意味について知りました。
怪我から復帰後、このノウハウを得たことで簡単に点が取りやすくなりました。
今、ボールを回す意味をちゃんと理解していないみなさん、ここでちゃんと理解してください。じゃないと、私のような失敗をします。
ボールを回す意味とは何か。
それは
ディフェンスを動かす
ためです。
ディフェンスを動かすために、
ボールを回すのです。
シェルディフェンスという練習
やったことありませんか??
ボールが動くたびに一線、二線、三線と位置を移動させる練習です。ディフェンスはオフェンスを守るのではなく、ゴールを守らなくてはなりません。
もし、ディフェンスのカバーがいない状態でマークマンが抜かれたらゴールがガラ空きですよね。だから常にカバーに行けるようにディフェンスはボールが動くたびに守る位置を変えなければなりません。
ボールを回す意味はこのディフェンスの位置が変わることにあります。二線から一線に移動するタイミング、一線から二線に動くタイミングなど、ボールが動けばディフェンスは必ず動きます。ボール回しをしていて、自分がボールを持った瞬間、ディフェンスは二線の状態、もしくは三線の状態から一線につきます。
そうすると、ディフェンスは必ず少し出遅れて自分のマークにつくことになります。そこが
狙い目になります。
ディフェンスが出遅れるとそこに隙ができます。その瞬間にドライブを仕掛けたり、ディフェンスが距離を開けてくるようならシュートも可能です。
つまり、ボール回しをすることでディフェンスにハンデをつけることができます。今のバスケでポストプレーが減った理由、ポストプレーが好まれなくなった理由はここにあります。
ボールが回らなくなるからです。
ポストから攻める分、ゴールまでの距離が近いからいいやんって思う方が多いですが、その分、ディフェンスの動きも止まってしまいます。だからカバーにも行きやすいです。
他にも、ガードの選手がずっとボールをもって1 on 1をマークがいる状態で仕掛けようとするとディフェンスがカバーにきやすくなります。ディフェンスに簡単にディフェンスさせないためにボールを回すのです。
ボール回しをしてもディフェンスに距離を
作れない。
それでもすぐディフェンスが
寄ってきてしまう。
もし、ディフェンスに力を入れているようなチームであったり、個々の能力が高いチームだとどうしても隙は生まれにくいです。
そういう時のために中に切れ込むカッティングがあります。また、後々のブログで話させていただきますが、ディフェンスの隙が生まれにくいということは二線と自分との距離が狭い、ボールに意識が9割向いている場合が多いです。
そういう時は中のスペースに意識があまり向いていない場合が多いです。だから中が空きます。積極的に中を狙っていきましょう。
いかがでしたか?
バスケって野球やサッカーとは違い、すごい実力の持ち主なら、案外個人だけでも成り立つスポーツです。ですが、そういうチームは必ずどこかで壁にぶち当たります。
ボールを回すにはチームでの連携が不可欠ですよね。チームで攻めるってこういうことです。
今回はボール回す理由について話させていただきましたが、どの位置からボールを回すかでまたディフェンスの動き方も変わってきます。
たくさん工夫してボール回しをして
みましょう!
今回は
ボールを回せばディフェンスが動く
ということだけは必ず押さえてください
実戦でディフェンスをみてやってみましょう。
ケンゾーでした!